プリンタースタッフブログ

冷静沈着ながら勇気あふれる話

『コンピュータが将棋を完全解明したら? 羽生善治三冠の回答』
というニュース記事を先日読みました。
 
http://goo.gl/Hy4yoe
 
プロ棋士vsコンピュータソフトの電王戦に関するもので、進化するコンピュータについて、羽生善治三冠の意見を解説した記事です。
 
コンピュータが完全に将棋をパターン化し解明したら(=つまり無敵となったら)、どうするのか?という質問をぶつけられた羽生善治三冠の答えが、すごいですね。
 
「そのときは桂馬が横に飛ぶとかルールを少しだけ変えればいいんです」
 
それは反則だ、というツッコミが入りそうな答えですが、いいんです。コンピュータの記憶力や解析力と競っても意味がないという前提で、コンピュータには絶対にできないこと、「ルールを造る」ことをポイントに置いた発言なのでしょう。
 
ルールが変わったとたんに、コンピュータの過去の蓄積も意味がなくなって、ヒトにだけ許される「チャレンジ」が始まるというわけです。そこが一番大事で、そこに挑みたいという羽生善治三冠の宣言ですね。
 
なんだか勇気のわく答えじゃないでしょうか。冷静沈着ながら熱いというか。勝負に一喜一憂していないというか。状況が変わっていくことに負けていない、「チャレンジ」する気持ち。感服した次第です!
 
 
WD-S 0501 

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